毎年6月〜7月にかけて、イギリスのロンドンで開催される英国オープン・ウィンブルドン選手権。グランドスラムの中でも最古の歴史があり、唯一芝のコートで行われる最も格式の高いトーナメントとも言われています。
日本でもNHKとWOWOWで放送があるため、日本人選手の活躍を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、全英オープンウィンブルドン選手権を視聴する方法を解説していきます。ネット中継の視聴方法や大会の放送予定もお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてください。
【2022】全英オープンテニス・ウィンブルドンの試合を見る方法は2つ
全英オープンテニス・ウィンブルドン選手権の視聴方法は、以下の2つです。
サービス | 料金 | ネット配信 | 試聴できる試合 |
NHK | 無料 | あり | 注目試合を録画・ライブ中継 |
WOWOW | 月額2,530円(税込) | あり | 全試合ライブ中継 |
各視聴方法の詳細は、以下の通りです。
NHK地上波
地上波のNHKでは、NHK総合とEテレでウィンブルドン選手権を毎大会放送しています。
1回戦から決勝まで放送されますが、全試合の放送ではありません。録画と生中継での放送となり、大会序盤は録画放送になることが多いです。
また、インターネット配信サービスの「NHKプラス」でも同時配信しており、そちらでも視聴可能です。詳しい放送日程などは、こちらのNHK公式HPで確認してください。
視聴できる試合 | 注目試合を録画・ライブ中継 |
料金 | 無料 |
ネット配信 | あり(NHKプラス) |
見逃し配信 | NHKプラスで1週間 |
視聴できる端末 |
|
WOWOW
有料BS放送のWOWOWでは、ウィンブルドン選手権をはじめとする世界4大大会を全て放送。男女共に全試合ライブ中継が行われます。
1回戦から決勝までの好きな試合をライブ中継で見ることができるため、地上波では物足りない方におすすめです。
グランドスラム以外にもATPツアーファイナルやマスターズ、カップ戦など、テニスの大きな大会はほぼ網羅。実際、テニスの生中継を目当てにWOWOWに加入する方も多いです。
ネット配信サービスのWOWOWオンデマンドを利用すれば、スマホやタブレットでも視聴できます。
月額2,530円(税込)ですが、加入月は無料ため、加入してから最大2ヶ月間は1ヶ月分の料金で利用可能です。
視聴できる試合 | 全試合ライブ中継 |
料金 | 月額2,530円(税込) |
無料期間 |
|
ネット配信 | あり(WOWOWオンデマンド) |
見逃し配信 | オンデマンドで視聴可能 |
視聴できる端末 |
|
「NHK」「WOWOW」どちらもネット配信のライブ中継で配信
ここまでに紹介してきた「NHK」と「WOWOW」では、それぞれネット配信でも中継を楽しめます。
- NHK → NHKプラス
- WOWOW → WOWOWオンデマンド
NHKプラス
NHKで放送される番組は、インターネット配信サービスの「NHKプラス」でも視聴できます。
放送されている番組を同時配信しているので、リアルタイムで視聴が可能。放送後1週間はアーカイプが残るため、見逃し配信としても利用できます。
NHKと受信契約を結んでいれば、無料会員登録で誰でも利用可能です。詳しくは、こちらのNHKプラス公式HPで確認してください。
WOWOWオンデマンド
WOWOWが提供するインターネット配信サービスが、「WOWOWオンデマンド」です。WOWOW加入者であればスマホ・タブレット・PCからWOWOWを視聴でき、追加料金はかかりません。
「放送経由」「配信経由」どちらの加入方法でも利用可能で、テレビとネット配信の両方を楽しみたい方はもちろん、自宅にテレビがない方やネット中心に楽しみたい方にもおすすめです。
日本人選手以外の試合も全試合ライブ中継で見るなら「WOWOW」一択
出典:WOWOW
全英オープンテニス・ウィンブルドン選手権で日本人選手以外の活躍を楽しみたい方は、WOWOWを利用しましょう。
地上波のNHKでは錦織圭選手や大坂なおみ選手のような日本人選手の試合は放送されますが、世界トッププレイヤーの試合はどの試合が放送されるか分かりません。
それに対して、WOWOWではウィンブルドンの全試合をライブ中継。好きな試合を1回戦から決勝まで楽しめます。ウィンブルドンをとことん楽しみたいなら、WOWOW一択と言えるでしょう。
ウィンブルドンの開催時期に合わせてWOWOWに加入すれば、加入月無料となり最初の2ヶ月間を1ヶ月分の料金で利用できるのでお得です。
無料視聴なら地上波がおすすめ!ただし録画放送の場合も
ウィンブルドンを無料で楽しむなら、地上波のNHKで視聴するのがおすすめです。
全試合放送されない、日本人選手の試合中心の放送になる、録画放送になるといった点はWOWOWに劣りますが、手軽にテレビで楽しめます。
WOWOWを利用しない場合には、無料で楽しめるNHKの地上波を利用すると良いでしょう。
見どころは?ウィンブルドンのコートの芝や歴史に注目
グランドスラムの中でも最古の歴史あり、最も格式の高いトーナメントのウィンブルドン選手権。
芝のコートで行われる試合は、見た目の美しさとは裏腹に、芝独自のボールの弾みや滑りで選手が苦しめられる場面も見られます。
ウィンブルドンでは、通常のコートとは違う、芝での戦い方に注目です。
全英オープン・シングルスの過去10年の歴代優勝者
全英オープンテニス・ウェンブルドン選手権、過去10年の歴代優勝者を紹介していきます。より大会を楽しむために、ぜひ覚えておいてください。
▼男子の優勝者
- 2012年 ロジャー・フェデラー
- 2013年 アンディ・マリー
- 2014年 ノバク・ジョコビッチ
- 2015年 ノバク・ジョコビッチ
- 2016年 アンディ・マリー
- 2017年 ロジャー・フェデラー
- 2018年 ノバク・ジョコビッチ
- 2019年 ノバク・ジョコビッチ
- 2020年 開催なし
- 2021年 ノバク・ジョコビッチ
▼女子の優勝者
- 2012年 セリーナ・ウィリアムズ
- 2013年 マリオン・バルトリ
- 2014年 ペトラ・クビトバ
- 2015年 セリーナ・ウィリアムズ
- 2016年 セリーナ・ウィリアムズ
- 2017年 ガルビネ・ムグルサ
- 2018年 アンゲリク・ケルバー
- 2019年 シモナ・ハレプ
- 2020年 開催なし
- 2021年 アシュリー・バーティ
2020年のウェンブルドン選手権は、コロナのパンデミックの影響で開催中止となりました。中止になったのは第二次世界大戦以降、初めてのことです。
ウィンブルドンのセンターコートは「聖地」と称されている
ウィンブルドンのセンターコートは、ウィンブルドン選手権が開催されている2週間だけ使用されます。
ウェンブルドンが終わった後は芝が植え替えられ、次回開催までの一年間は徹底的に管理されます。
このセンターコートは、テニス選手が憧れる「聖地」と称されており、ここでプレイすることに憧れる選手も多いです。
ウィンブルドンを視聴する際は、この聖地センターコートでの試合にも注目してみてください。
ウィンブルドンには特殊なルールが!選手のウェアなどに注目
ウィンブルドンでは、試合や練習時に着用しても良いとされているウェアの色が、白と決められています。
さらに、ウェア以外にもシューズや靴下、リストバンドなどの小物類まで白と義務付けられています。
これは、テニスが社交の場で親しまれていたことが由来しており、スポーツでかいた汗や染みなどは、社交の場に相応しくないものとされていたことの由来です。
伝統ある格式の高いこのウィンブルドンでは、このルールがずっと守られてきているんですね。
現在では、ルールの厳しさに異論を唱えることもあり、ワンポイントぐらいならOKとされることもあるのですが、依然として厳しいルールの上での大会が行われています。
【2022】全英オープンテニス・ウィンブルドン選手権の放送予定・試合日程
2022年ウィンブルドン選手権の日程は、まだ正式決定してはいないのですが、2021年は以下の日程で行われていました。
2022年の日程は正式な発表があり次第更新していきます。
【2021】ウィンブルドン選手権 6月28日(月)〜7月11日(日)
シングルス・男女 | ||
日程 | 男子 | 女子 |
6月28日(月) | 1回戦 | 1回戦 |
6月29日(火) | 1回戦 | 1回戦 |
6月30日(水) | 2回戦 | 2回戦 |
7月1日(木) | 2回戦 | 2回戦 |
7月2日(金) | 3回戦 | 3回戦 |
7月3日(土) | 3回戦 | 3回戦 |
7月4日(日) | 4回戦 | 4回戦 |
7月5日(月) | 4回戦 | 4回戦 |
7月6日(火) | 準々決勝 | |
7月7日(水) | 準々決勝 | |
7月8日(木) | 準決勝 | |
7月9日(金) | 準決勝 | |
7月10日(土) | 決勝 | |
7月11日(日) | 決勝 |
ダブルス・男女|ミックスダルブル | ||
日程 | 男子 | 女子 |
7月10日(土) | ミックスダブルス決勝 | |
7月10日(土) | ダブルス決勝 | |
7月11日(日) | ダブルス決勝 |
車椅子シングルス・男女 | ||
日程 | 男子 | 女子 |
7月11日(日) | 決勝 | 決勝 |
車椅子ダブルス・男女 | ||
日程 | 男子 | 女子 |
7月10日(土) | 決勝 | 決勝 |
まとめ
全英オープンテニス・ウィンブルドン選手権の試合は、以下2つの方法で見ることができます。
サービス | 料金 | ネット配信 | 試聴できる試合 |
NHK | 無料 | あり | 注目試合を録画・ライブ中継 |
WOWOW | 月額2,530円(税込) | あり | 全試合ライブ中継 |
地上波NHKでは全試合は放送されませんが、日本人選手の試合や注目試合を中心に1回戦から決勝まで録画もしくはライブ中継で放送されます。
一方、WOWOWはウィンブルドン選手権をはじめるとする全てのグランドスラムを全試合ライブ中継。1回戦から決勝まで好きな試合を楽しめます。
無料で楽しむなら地上波、月額2,530円の有料放送にはなりますが、より多くの試合をライブ中継で楽しみたいならWOWOWがおすすめです。
WOWOWは初月無料、最初の2ヶ月間は1ヶ月分の料金で利用できます。
NHK、WOWOW、どちらもネット配信での視聴もできますので、ぜひウィンブルドンを楽しんでください。